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2014年02月15日

オトコエシ

オトコエシ

オトコエシ
(オミナエシ属オミナエシ科)




・・・・つー訳で花ネタの続きを!

時は半年前、禁漁直前の木曽の谷へと遡りまする。


オトコエシ


9月の王滝の林道、車止めから少し歩いた場所で撮影。

比較的開けた日当たりの良い場所にまとまって咲いていました。

特徴的な花なので1目ですぐ見分けがつきます~♪

オトコエシ



秋の七草の1つであるオミナエシよりも茎や葉がおおぶりで

男性的かつ強壮な感じからオミナ(=女)に対しオトコと名がついたそう。


黄色いオミナエシは感じで書くと女郎花 白いオトコエシは男郎花と書きまして

女郎はいわゆる廓の遊女ではなく、古語においては女性一般を指します。

なので男郎も男性一般を指すのでしょうがコトバとしては辞書に見当たりません。

凡そは男郎花が検索されるのであまり使われないコトバなのかもしれませんね。


オトコエシ



古くからある花なので、なにか文学や俳句との繋がりがないかなぁと探してみると

ありました!  秋桜子は懐かしい名前ですね^^


森の家いねて月さす男郎花  水原秋桜子



虚子にもありました^^

相逢うて相別るるも男郎花  高濱虚子



そして白秋にも!

小笹吹く風のほとりや男郎花  北原白秋



オミナエシとオトコエシの名づけの由来には興味深い説があって

昔は女性は色の付いた粟めし、男性は白米を食していたことから

黄色い花はオミナ(女)めし 白い花はオトコめし になり

そこから転じてオミナエシ・オトコエシになったとも言われています。




タグ :秋の花

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この記事へのコメント
こんばんは。
信州木曽にきて、釣りだけでなく自然を楽しんでますね。

由来、面白いですね。
Posted by 山猿山猿 at 2014年02月15日 17:58
秋桜子は知らなかったんでうまく突っ込めないや(笑)
エ?ソンナツッコミハイラナイト?
Posted by yukimu at 2014年02月15日 23:01
@山猿さん

木曽の植生は関西と違ってまた面白いです。
願わくばもちっと近かったらなぁ~(笑)

今年も必ずや木曽の旅に伺います~♪
Posted by mitomito at 2014年02月17日 09:57
@yukimuどの

突っ込み~突っ込み~♪
ドレミファ ドン! byT.K

秋桜子とあき竹城は字面が似てるね!

なんのこっちや(>_<)
Posted by mitomito at 2014年02月17日 10:02
なんか漢字多いからちょっと斜め読み(笑)
頭こんがらがるし~(--;)
まぁ日本に生まれて良かったなと思いました♪
Posted by ぴー隊長 at 2014年02月17日 14:55
 @ぴー隊長。

 まぁ、内容をまとめると

     日本 万歳!

 なんでまったく間違いないかと^^ ホンマカイナ
Posted by mitomito at 2014年02月17日 23:11
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    コメント(6)