フライ DE ライヒー

mito

2013年07月01日 23:50


少し塩っぽい話になっていたのでまた戻って昔釣り話の続きを。


またちょっと変わった魚をフライで釣った話なのですが

今日書くネタのターゲットは雷魚。

しかも神戸にはカムルチーではない「ライヒー」という雷魚がいます。




このライヒーは大型になるカムルチーと違っておおよそ60cm位までで元は観賞魚用として

日本に入っただけあって丸っこくてどこかかわいい顔と薄い紫からピンク色がかった体側を持つ

すごくきれいな魚です。





当時、職場が須磨区にあって会社帰りになんとか雷魚を釣ろうと毎日野池通いの日々でした。




通常の雷魚釣りがそうである様に、この魚は大変な気分屋で活性の高低が如実に出る魚です。

前の晩の気温やその日の天気・水温・日照・風などが魚のやる気に直結していて

嵌るとウソほど簡単に口を使ってくれるのですが、タイミングがあわないと全く相手にもされない

なかなかにツワモノの魚でした。

しかも菱藻カバーの外れ、オープンウォーターで掛けなければフライでは取れないので

それもフライ DE 雷魚 を難しくしている要因だった様に思います。


当時の記録を見ていると23連敗して、ようやくメッソドを見つけ釣ったと記録してあり

その池のライヒーのベイトであったザリガニを模したフライで連敗がウソの様に爆釣しました。





基本はサイトフィッシングで魚を見つけフライをアプローチ。

ステイからアクションのタイミングであの独特の「バフッ」という捕食を誘い、

充分送り込んで(5秒位のイメージ)からロッドのバットを使って大きく合わせます。



ラインはフライライン先端をループ処理してPE直結がおススメ!



高番手の竿(僕は#8を使用)、ラジオペンチ、雷魚用の口開けペンチ(専用品です!)は必須で、

事前に雷魚持ち(顎下にある袋に指を入れて支える)を勉強されて釣行されるのをおススメします!




※雷魚(特にライヒー)は神戸でも随分数が減ってきている魚です、しっかりしたタックルと丁寧な魚の
  取扱いをお願いします!



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