前の記事で、解禁竿は本気のウィンストンか遊びのオービスバンブーで
みたいなことを書きましたが、ある日、家に帰ると
細長い宅配便が(笑)
まぁ・・・・正直もうあんまし思い出したくもないのですが、
一昨年、こちらの過失割合0の追突事故(
高速道路で脇見で斜線跨いできて加速追突!)
にあった時に運悪くトランクルームに乗せてた竿が折れました。
相手側保険会社の対応が酷く(
JA共済は加入をやめましょう!被害者への対応最悪です)
事故で折れたにも関わらず、事故が原因だと(被害者であるこちらが)立証できないので
修理代は1円たりとも払わないという極悪対応をされました
※JA側から事故原因でない破損なので異議がある場合はどーぞ物損で訴訟して下さい。
まぁ、トランクルームの積載物の破損証明は過去判例みてもほぼ立証できず、
起訴側に立証義務があるので、
できるもんならやってみろ。ウケケケ。
・・・・という様な対応をされた訳です(怒)
ちなみに・・・普通の自動車保険では
事故の瞬間まで正常だったのが事故が起こって壊れた(=着けてた時計が目前で割れた)
など以外は通常の保険ではまかなえないのです。
値段がそこそこまでならば保険会社も事故処理の早期示談を優先させる為、
「立証せよ」などとはいわず過失割合に沿って物損処理する訳ですが
保険会社に払う気がない場合トランク積載物だとまず無理な様です(特に高額品)
積載物保障を付けていたらもしかしたら・・・とはウチが付けた弁護士の見解。
それでも過去に
高級バンブーロッドの取扱い事例がなく、
こちらが保険代を詐欺るため虚偽申請をしていると思われる恐れがあるとの事。
ナンデヤネン!
因みにビルダーによる修理見積もりは
34万円。
たぶん、コレがいかんかった!
世間の一般の人からしたら竹竿修理に30万って!?って感じよね。
でもさー、嘘偽りなく事実なんだから仕方がないじゃん!
えっ!? 元値はいくらだったかって??
そりゃ~ちょっといえん額ですぜ(笑)
まぁ単純に3本の内の1本が折れたと思うと3倍すれば・・・・(いやまじで)
エキストラティップの1本が折れたのですが、保険が降りず結局直せず戻してもらいました。
皆さん、高級品をトランクルームに乗せる場合は、
積載物保険を必ず掛けましょう!
そして、そんなん載せへんから平気! っていうそこのあなた!!
騙されたと思って、 絶対! 絶対!! 絶対!!!
弁護士特約は付けておきましょう!!
※どんな事が起こったかは文末に別途つけておきますのでご興味のある方はそちらを。
そんな訳で、折れた(正式には裂けた)まま帰ってきた竿ですが・・・
自分の年齢&世の中の経済状況を考えると高額かけて修理する事もないやろうし
修理依頼するにしても、パーツ全取り外しでブランク再作成なんで
ちょろっといじって、インターミディエイトラップ風に直して使おうと思います。
再販価値が下がる??
いいんです! だってこの竿は最後、
お棺に入れて一緒に焼いてもらうので(笑)
なんか読み返したら死亡フラグみたいで縁起悪いな(笑)
いやいや! まだ死な(ね)んし!!
ちゃんちゃん。
※※※以下は交通事故被害者としての個人的意見です。※※※※
ほんと今回、弁護士さんが特約で無料で付かなかったらと思うと恐ろしいです。
相手保険会社が竿の修理代を支払うのに必要な調査に協力しろというのでそうしたら
突然弁護士を立て、全てをそっちに委任したので以降はそちらと交渉しろと言い出し、
その弁護士からはJAからの依頼だと通院3ヶ月目で通院打ち切り連絡が入り(怒)
普通の保険会社の場合、被害者側が痛みを訴えれば6ヶ月程度は通院を認める
場合が大半で、今回は診断書まで取って症状固定でない旨の反抗をしたものの
相手弁護士は一切、聞く耳も持たず結局以降は自腹通院。もち薬代も自腹です。
このあまりの対応の酷さに医師・こちらの弁護士、こちら側のSONY損保の担当さんまでもが
前々からJAの被害者への保険対応は酷いのは業界内で有名だが
ここまで悪徳な対応をする保険会社も珍しい
と言っていた位の本当に最悪な保険会社です!
JA側は弁護士に依頼したら後は経費は一緒で、相手弁護士の賃金は成功報酬制なので
物損以外も含めていかに報酬を勝ち得るか(=こちらの事故請求額をいくら下げたか)
が相手保険会社・弁護士の双方利益に繋がる訳です。
当初甘く考えていた私は、相手弁護士に諸々の言質をとられ(正直に答えたせいです)
後々、「証言が曖昧である」と大きな不利を受けました。
でも突然追突された側が、詳細に追突角度や速度、その時に何をしていたかまでの
記憶は曖昧だし、どう感じましたか?というので正直に感想をいっただけです。
これは後で聞いた所によると、相手側弁護士がよくやる手だそうで
追突された側が動転しているのを逆手にとって法律上優位にたつ作戦だそうです。
正解の対応は、相手弁護士からはじめて連絡が入った段階で
「こちらも弁護士をたてますので、全てそちらを通してください」
コレです!
もっといえば、事故直前に保険会社に電話し、
「弁護士特約を使いますので、紹介をお願いします」と伝え
相手保険会社へも「すべて弁護士を通してください」といいましょう。
必ず覚えておいて欲しいことは
事故の過失割合が100(相手)対0(自分側)の場合、
こちらの保険会社は示談交渉に参加してくれない(参加できない)
つまり・・・・
すべて自分で相手保険会社や弁護士と交渉しなくてはならないのです!!
正直、プロ相手に素人なんてクイッと赤子の首を捻る如くカモでしかありません。
そうならない為にも数千円で弁護士特約は必須です!
万が一の事故の際は払った分の何倍の価値があるのを実感しております。
今回、私についてくださった弁護士さんから何度も教えてもらった事。
残念ながら法律は弱者や被害者を救済しません
合理的な論理的証明によってのみ判断します。
真実、事故によって破損したものであっても
それが証明できないのであれば、疑わしきは罰せずです。
しかも証明はしようがありません。トランクルームはブラックBOXですから。
Q.E.D、起訴してもまず負けます。
もらい事故なんて、無防備な所に突っ込まれ体もお金もしんどいだけです。
せめてもの安心の為に、保険の次回契約の際は弁護士特約をおススメします。
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