2013年最終釣行  禁漁日和!

mito

2013年10月09日 21:54



朝6時。 ぴちぴちぴちと鳥の鳴く声で目覚める。

どうやら天気は快晴の様だ。 いよいよシーズン最後の釣りが始まる。


いやぁ・・・・禁漁日和やね!


きっと叩きまくられて魚も残っていないことだし、のーんびりいこう!




まずは車から出てモーニング珈琲を飲みながら、周辺の野草を観察。

今年は林道脇や入渓道端で見かける花の種類をいくつか覚えたので

あたりを散策するとおなじみの花を見つけることができる

いくつかはじめて見る花があったのでぱしゃりと撮影。




ウェーダーを履いて、ポンッ!と竹竿を継いで入渓。

川縁でジィィィィーーーッとシルクラインを引き出す。



最終日は竹竿&シルクラインでのんびり釣るつもり。




ここは5月の連休に訪れていい釣りをしたのだけど、いかんせん

堰堤&滝に挟まれた閉鎖された区間だけに魚を抜かれるとまさに一毛打尽。

案の定、足元を走る魚影すらありません・・・・




まぁ、こんなもんよね。

今日は釣れなくても川を変えることはしないと決めていたので気にせず遡上。



入渓から1時間ほどたった小さな水溜りで威勢よくライズしている子がいます。




まぁ、時期的にイワナではないので新子のアマゴでしょうと予想をたて

アントの#18をアップストリームにふわりとキャスト。

流芯をのろりのろのろと流れる毛鉤に  ぱっしゅ! とヒット。

クンクンと小気味良く引きます。

あがってきたライズの主は案の定ちいさなアマゴ。




貴重な1匹になるのは目に見えているのでじっくり撮影タイムです。


サイズが小さいので雰囲気よく撮ってみたり(笑)




オオモノ風に撮影したり・・・・



また来年ね!と話しかけてリリース。

ライズしている魚を釣るのは楽しいですね~




1匹釣れると余裕が出てさらにのんびり気分で釣りあがります




しかし、まーったくといっていいほど魚の反応はなし。。。

毛鉤を見にもこないので抜かれてるんでしょうねぇ。。。やっぱり。。。


  <遠くに終了地点の滝が見えます!>


竿抜けや小場所もチェックしますが全然ダメ^^

最後の滝に到着するまで魚の反応はまったくありませんでした。


  <まさに瀑布って感じですね~>


想像していたとはいえ、キビシイ現実です。

川通しで脱渓点へと戻りながら午後の釣りを考えます。




1箇所、毎年禁漁直前にいってもそこそこのが釣れるポイントがあるんですが

いかんせん帰路からすると反対方向・・・遠くなるんですよね~

禁漁釣行はお祭りみたいなもんなんでそこまでせんでもえっかと思い

神戸方面に戻りながら別の支流の様子を見にいきます。




次に入った川も有名な支流なんで覚悟はしていましたが

魚っ気がまるでなし^^

なんとか魚の反応を見ようとフライパッチに花が咲きます^^




500mほど釣りあがって退渓。

あがった所に大阪からきてるエサ釣りのおっちゃんがいて話かけられたが

エサですらまったくダメらしい。。。小さいな新子が数匹の貧果だとか。

もう帰るというおっちゃんと別れ、車にもどり、さらに神戸方面へ・・・。

最後の最後にイブニングのまねごとだけしよう!と思い上流の堰堤へ。

駐車スペースに車をすべりこますとさっきのエサ釣りのおっちゃんが(笑)




考えることは一緒ですね~と話すと笑っておられました。




上流側に入るというので、大きく下流側へ廻って入渓。

このポイントも昔は良く釣れたんですが、今はもうダメですね~

反応のないまま堰堤下に・・・・





ライズ待ちに大きな岩にぼぉーっと座って今年の釣りを回想します。




昨年の釣行回数2回に比べると随分たくさん釣りに出れたこと

それをにっこり見送ってくれた奥さんと娘への感謝。

春先に家族全員でのんびりでかけた天川、GWの鳥取でのライズの釣り。

沖縄のリーフで絶叫&脱力したオニヒラの釣り。

釣れなくて落ち込んだ初夏の釣り&ぴー隊長の接待キャンプ

思い出深い夏の長野での3時間登山釣り、木曽での新しい友との出会い

秋の開田で見た満天の星空、おいしかった蕎麦

エメラルドグリーンの水が流れる花崗岩の美渓。

釣れたり、釣れなかったり、いろんな釣りが心に想起される。

不思議なもんで、釣れた魚の事はあんまり覚えていない

でも、どの釣りも たのしかったな! と思う

釣りは趣味、たのしんだもん勝ち!

その意味では今年も間違いなくすばらしい1年だったな。




気がつくと日差しが段々と陰り、谷間に夜がやってきて

目の前の堰堤下に小さく白い飛まつがあがる。




今日の釣りと一緒に、今シーズンの釣りが終わりを迎える。




水面にはカディスの乱舞

ライズめがけて毛鉤を投じる。




その魚が最後に釣れたかどうかは書かないでおくことにしよう。





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