秋の釣り旅 木曾再訪・初日前半(王滝)

mito

2013年09月25日 22:28

例年、禁漁前の遠征は手堅く石徹白にしてたんだけれど

毎年、ものすっごい人の数で川の上流側も下流側も釣人で埋まっていて

なんといいますか、こう・・・



「のんびりと過ぎ行くシーズンを惜しみつ
   ノスタルジックに秋の風情ある釣りがしたいねん!」



とカネガネ思っておりました。

幸い、yukimuさんもお休みが取れそうだというのと、会社の先輩T氏が

「わしも連れて行け!」というので、これ幸いと皆で木曾に集まることにしました。
 


そんな訳で秋の木曾釣り旅、STARTです!

21日はまさかの土曜日出勤で、仕事上がりの19時に神戸を出発。

木曾までは約4時間の道のりです。

途中、養老SAでの「味噌カツ」の誘惑に後ろ髪引かれるも涙ながらに先を急ぎ通過。

そのおかげで木曾には23時過ぎに到着しました!

コンビニで遊漁証買おうと店に入るとなんと3人待ち。

普通の買い物客を装いつつチラ見すると書いてる住所、高槻(大阪府)やし!



むーん。激戦の予感。



案の定、道の駅には車満載! 尾張小牧・京都・三重・和歌山・大阪・千葉!!

県外ナンバー目白押しでございます。 



遅れて出たT氏も子供の運動会後に出発し1時頃到着した様で、眠そうにしてましたが

まだ夜も明けない時間に揺り起こして出立。

真っ暗な林道を駆け抜けてゲート前で着替え&準備をすませた頃、丁度夜が明けました!





       てくてくてくてく・・・・  はぁはぁ   



                      てくてくてくてく・・・  はぁはぁはぁ





「mitoよ、まだなんか?」と30分ほどの林道ハイクで息のアガッタT氏に



この贅肉まみれの都会の豚めがっ ブヒッ!!とか思ったけどよーく考えたら自分も

先月、産業医にメタボで1時間みっちり叱られたなぁ。。。ゼエゼエ。。。

としみじみ&息もタエダエでなんとか入渓点に到着!



今日は支流・本流の二手に分かれて釣りあがることにしました!





渓は秋の風情満点! 水色も森の香りも秋まっさかり!

抜群の渓相の谷を気分よく釣りあがります。



が、しかし、But!!



30分経っても、1時間過ぎてもまったく魚の反応がありません。



足元を走る魚影すらなく、禁漁前の厳しい現実を知らされます。



とりあえず足元から魚が走るのを見つけるまで竿を振らず川通しで歩きました。

30分ほど歩いた所でようやく小さな魚が何匹か走り出し釣りを再開。



しばらくしてようやく本日のハツモノさん登場。




釣った時はヤマトさんかと思ったのですが・・・うーんどうだろう。。。

きれいやなぁ~ きれいやなぁ~とじっくり観察して川へお返り頂きました。



さらに釣りあがっていくとさらに小さいサイズがもう1匹。

近くに落ち葉があったので一緒にパシャリ。 秋ですなぁ~




サイズダウンするあたり、この渓のキビシサを物語っています。



なにしろ今日は連休中日。

きっと昨日もみっちりこってりとイジメラレテルこと疑いなし。

なんせそこかしこに真新しい足跡がいっぱいです!


その影響に加えて9月も末に近づきイワナの活性は激シブ↓

何匹かサイトで20cm位のイワナを見つけてフライを流してもピクリともしません(>_<)



すこし上がった小さなプールでようやくまともなのが1匹。




僕のはじめてのタナビラでした! 尾鰭がピン!と張ったハンサムさんです、

だけどこの子もアマゴの割りにはのんびり出て、あんまり引かずに寄ってきて

誰かに釣られた後なのか、シーズンが進んで活性が低いのかよーわからんですが

とにかくあんまりやる気の感じられない無気力な子でした。




さらに反応のないまま釣りあがり、今回のこの谷を訪問した一番の目的



古い木橋に到着しました。








自然の中に朽ちかけている古い木橋。。。



橋の上部には木々が芽吹き、苔むしています。。。






なんともいえない存在感のある橋で、まさにラピュタの世界みたい!!



yukimuさんのブログで一目ぼれしたこの橋の袂で遅いブランチにしました~♪





ブランチを終えたのが13時。

T氏とはゲートで15時に待ち合わせの約束をしていましたのであと1時間ほどは釣れそうです。



橋の上流を20分ほど釣りあがった所でオオモノの魚影が2匹!!



軽く尺オーバーのタナビラが2匹います!!





よーく見るとまわりには20cm位のオスアマゴがウロウロしていて



オオモノ2匹はなんとスポーニング中!  Orz



もうめっきり恋の季節なんですね~



20分ほど愛の営みを観察させてもらって、なんともいえない優しい気分になり



すこし時間は早かったけど釣りを続ける気も霧散しまして納竿(笑)



沢を釣らせてもらっているので産卵はじまったのなら・・・ね。



なんだかあったかな気持ちで竿を畳んで谷を下ったのでした。



                                        木曽再訪・初日後半へつづく。


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