ヤマルリソウ
鳥取の最上流部にある支流の護岸で撮影。
山瑠璃草。
山に咲く、瑠璃色の花
姿形にあった素敵な名前ですね。
名前の由来となった薄紫~淡青色の小さな花を持っていて
よく知られた同じムラサキ科の勿忘草(わすれなぐさ)にすごく良く似ています。
(※簡単な判別法は花の中心部が白=山瑠璃草・黄色=勿忘草だそうです)
この野草も日本固有種といわれており
三十六歌仙の一人、源順(みなもとのしたごう)の恋の古歌に
るり草(くさ)の葉におく露の玉をさへ物思ふときは涙とぞみる
(るり草の葉に付く露の雫でさえ、恋に思い悩む時は涙に見えてしまう(意訳))
という和歌が伝わっていますが、残念ながらこちらは同じムラサキ科の
蛍葛(ほたるかずら)という花のことだそうです。
なんだか有名どころに邪魔されて、
あと一歩メジャーになりきれないなぁなんて勝手に思ってるのですが
そんなヤマルリソウの花言葉が・・・
「私は、考える」
誰が考えたのか面白いものですねぇ(笑)
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